2018年4月25日水曜日

木村逸郎先生のロケット工学(養賢堂)が復刊したよ!(オンデマンドで)

木村逸郎先生のロケット工学(養賢堂)が復刊したよ!(オンデマンドで)










※今はまた、品切れの様ですが、その内復活するので期待しましょう。


残念ながら、絶版であるが、木村先生の「ロケット工学」という本がある。これがとてもよく、602pに及ぶ大著である。これ一冊で、ロケットエンジンの設計が可能なレベルで、日本語で書かれた、ロケット教科書としては最高峰であると、私は思う。実際にW大は、これによって自作ロケットエンジンを設計したらしい。

さて、1993年に発刊された、この「ロケット工学」なる本は、数式満載のとても良い本なのだが、絶版であり、まぁ絶版という所が欠点だった。

2018年3月に、ネットサーフィンしてたら、ふとAmazonで見てみると、この本が予約可能になってるではないか!どうせ、Amazonの間違いだろう?と思ってノリで注文した。そしたら、Amazonの箱で、その本が届いたのだ・・・

実に奇妙だ。復刊でもしたのか?いや、そんなはずはないが...
25年前(1993年)に印刷され、絶版した書籍がAmazon新品で届くとか意味わからん。
まさか、Amazonは、時空を超えるのか?


私は、ロケット工学が絶版になっていない、全く違う世界線に迷い込んだのでは?と思ったぐらいである。


で、実際に届きました。


Amazonの箱で届く。開封の儀。



開くと、見た事が無いソフトカバー版の「ロケット工学」が!!


持っていた旧版と違う!




外箱と中身




オンデマンド(OD版)でした・・・!


どうやら、オンデマンド版を2018年3月に発行したらしい。
1993年に第1版を発行して、25年後に新規に刷るとは、胸が熱くなるな・・・

「出版社著作権管理機構 委託出版物」と後ろに書かれてるが、オンデマンド印刷だから、オーダー受けてから刷れるだろうし、今は品切れっぽいけど、その内改善するでしょう。これはあれだ、長らく絶版だった岩波の「自己増殖オートマトンの理論」(フォンノイマン著)と同じ感じの復刊ですわ。




養賢堂は、来たるべき宇宙時代に備えて、この日本語の名著をオンデマンドで復刊してくれたんだろう。グッドジョブである。



手持ちの旧版との比較


余談だが、「首都大学東京図書館日野館 貸出ランキング 2018 航空宇宙システム工学」では、2010.4.1-2018.2.28の8年間の統計をとっているが、この本は2位の模様。



首都大学東京図書館日野館 貸出ランキング 2018
https://www.lib.tmu.ac.jp/sys/download.html?d=assets/files/hino/event/2018/AS2018.pdf

「東大名誉教授である著者の航空宇宙推進工学関連研究の集大成として、ロケット工学の基礎からはじまり、ロケットエンジンのノズルに関する事項、燃焼の基礎、ロケットエンジンの伝熱、液体ロケットエンジンのターボポンプ・燃焼に関する事項までを解説し、エンジンを設計する際の例題を付記している。航空工学・宇宙工学系の学科を持つ多くの大学で教科書・参考図書に指定されている。ロケット工学の基礎図書。」

って書いてあるけど、今まで最後に「(絶版)」って付けれたので、ギャグになっちゃうよなぁ…と思った。

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