2018年5月13日日曜日

ワッペン・パッチをベルクロ化、ベルクロ加工、マジックテープ化

ワッペン・パッチをベルクロ化、ベルクロ加工、マジックテープ化




時折ワッペン・パッチを販売しているのを見かける。それは航空祭・エアショーの部隊パッチ、ミリタリーパッチ、宇宙機のミッションパッチ等など。たまに記念で購入するが、ミシンで何か布製品に取りつけるということは面倒だ。また、飽きたらすぐ外したい。

そういう時に、マジックテープ、ベロクロ化されたパッチが便利である。パッチ片面がマジックテープ化していると、すぐ取り付けれるし、外せる。

最近では、裏面がベルクロ化されたパッチも売られる様になってきたが、それでも少数だ。未加工のパッチを買っても、ミシンでベルクロを縫い付けるのが面倒である。

ミシンで縫ってくれるサービスを、1000円で受け付けているミリタリーショップもあるというが、輸送するのも手間がかかる。糸についても、色を合わせないと、パッチに対してミシン糸が目立ってしまう。

なんとか自分で簡単に自作出来ないか考えていたところ、最近は手軽な物があると知り、下記の商品を買ってみた。




超強力 面ファスナー 黒 ブラック 幅10CM×長1M オスメスセット 防水粘着剤が裏に付 幅10CM / 長1M / 耐高温と防水 Hongxin LAttice



シールでパッチに張り付ることで、簡単にベルクロ化してくれる製品である。「工業用」「防水」「強力」という文字にピンときて、これを選んだ。他の同等品とも検討して、こちらが数百円安かったので、値段的にも最安である。




今回は、インターステラテクノロジズ社の観測ロケット:MOMOのミッションパッチをベルクロ化してみた。2号機打ち上げの時(結果として延期)に、北海道の大樹町で購入した物である。





裏面に対して、ベルクロオス側のシールを張るだけである。パッチよりも大き目に切ったシールの上から、パッチを当てて、余った部分をラインに沿って切り取れば完成である。







しかし、オス側を、パッチに張り付ける訳だが、メス側のマジックテープが余ってしまう… まぁ防水だし、バックパックとかに取り付ければ良いんじゃないですかね。


ベルクロ加工・マジックテープ化の利点と、ベルクロ加工化された製品


先に述べたように、パッチ・ワッペンのベルクロ化、マジックテープ化の利点は以下の通りである。

  1. 数秒で、すぐに取り外しが出来る。
  2. 気分(仕事なら業務)に応じて、気軽に交換可能。
  3. ベルクロ化されたメス側を持つアイテムに直ぐに取り付け可能。


ベルクロ化されたメス側というのは、上記のシールのメス側で色々な物を取り付け対象に出来るが、そもそもデフォルトで、その様になっている製品も存在する。




◆ベルクロ付きジャケット


サバゲーをやっている人が来ている戦闘服・作業服、フライトジャケット、あるいは山登りのアウターウェア、ソフトウェアの前面、肩の部分には、ベルクロのメス部分がデフォルトで付いていることが多い。

ミリタリー系でなくとも、アウトドア関係の服でベルクロのメス側が標準装備されているものもたまに見かける。



   




◆ベルクロ付き帽子


ベルクロ付きの製品として、帽子等もある。大体のものは、海外ドラマ「The Last Ship」に出てきた警備役のテックス・ノーランの様に、米国国旗パッチを帽子の前面に付ける様な製品であるが、より進んだものだと、PMC(民間軍事会社)が使用している、モジュラーキャップと呼ばれるものがある。


  


ベルクロメスが全面、上面、右側面、左側面に搭載されており、ワッペン・パッチ(部隊パッチ)を張り付けられ、縫い付けなくてもよい仕様になっている。

民間軍事会社が、戦地で防弾ヘルメットを被るほどではないが、頭にアタッチメントを付けたい場合、帽子が欲しい場合に使用している製品である。

これらは、作業帽としても優秀で、HAZARD4社のものは、風で飛ばされない様に、標準で脱落防止固定ストラップ付いている。つまり、滑走路や作業場等、帽子が飛んで行く、脱落してはまずい屋外作業場、施設でも使用出来る。

また、マジックテープの固定箇所が多く、暗所で作業する場合にもライトを頭の両サイドに固定可能なため便利である。頭の上・上面にも、軍事作戦用途に用いられる、IFF用IRライト(赤外線による敵味方識別装置)を取り付けるため、ベルクロ固定箇所が付いている。


     




マック堺のチャンネルでも同じ物が紹介されている





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